豆柴の性格ってどう?
うちには豆柴くんしかいないのですが、お散歩なんかにいくとたくさんの豆柴友達、柴犬友達がいます。
それぞれの飼い主さんたちといろんな情報を交換することがあるのですが、そんな中から浮き上がってきた豆柴の性格について書きたいと思います。
柴犬(豆柴含む)の性格の特徴
・ツンデレ
・自立している
・気が強い
・活発
・好奇心旺盛
・ちょっと頑固
他の犬や他の人、もっと言えば飼い主にもおいそれと降参しません。すぐにお腹を見せるようなことはあまりありません。
このあたりはさすがサムライの国の犬という感じです。
他の犬がちょっと攻撃してきても尻尾を巻いて逃げるようなあまりないです。どちらかと言えば向かっていっちゃいます。
うちの豆柴くんが生後5ヶ月くらいの頃、クンクン地面の匂いを嗅ぐのに夢中になっていると、リードの外れた大型犬が「ガウガウ!!!!」と走ってきたことがありました。ものすごいスピードでこちらが「あっ!」と思った時には(豆柴くんの)鼻先に来ていました。
こちらはキャンキャンと言って逃げ出すイメージが浮かんだのですが、逆に「ギャンギャンギャン!!!(子犬なので甲高い)」と吠えかえし、撃退しちゃったんです。
向こうの犬も小さな豆柴の反撃に驚いたんでしょうね。もちろん、喧嘩になる前にお互いの飼い主が引き離しました。
また、洋犬のように抱っこやナデナデをねだったりすることはありません。どちらかと言えば抱っこは嫌いで、撫でられまくるのも嫌いなようです。抱っこすると逃げようと暴れますし、撫でまくっていると鬱陶しそうに離れていきます。
でも、かと言って離れすぎるのは嫌らしく、部屋で寝転んでいるとおもちゃを咥えてやってきて、顔のあたりに落としたり、押しつけたりして「遊んでよ」とせがみます。
俗にいう「取ってこい」が好きでおもちゃを放り投げると駆けていって持ってきます(それの永久ループ)。
これが柴距離というやつです。
思春期の男の子っぽいと言えばそんな感じもしますね。
嫌なことには思いっきり抵抗しますし、降参しません。もしかすると手を焼くこともあるかもしれません。でも、躾(しつけ)はちゃんと聞き入れてくれる賢い面も持っています。
ま、いわゆるツンデレですね。
豆柴の性格
今では団体によっては血統書も出ている「豆柴」ですが、豆柴の性格的特徴は上のリストに書いたものをマイルドにした感じになっているものが多いようです。
うちの豆柴くんは他の人や犬と遊ぶのが大好きで、他の人にもすぐ尻尾を振って寄っていきます。このあたりは一般的な柴犬の性格に当てはまりません。
これは想像ですが、動物は人間の手で繁殖が進めば進むほど懐(なつ)きやすくなるからではないでしょうか。
豆柴は柴犬の選別交配によって小型化を固定されています。しかも今風の育てられ方(屋内飼育、人との触れ合いが多い)をしていますから、そういったブリーディングの影響が出ているんじゃないでしょうか。
でもね、
これを読むと豆柴の魅力ってどこ?って思われるかもしれません。
豆柴の魅力をまとめるとすれば適度なツンデレ。言い方は悪いですがヌイグルミのような感じの犬ではなく、犬らしい犬です。
自己主張し、喧嘩(犬と飼い主で)し、少しずつ家族になっていく感覚。
つまり、飽きない。
あと、これは豆柴の性格になるかどうかわかりませんが、豊かな表情も他の犬種にはない魅力です。散歩の用意をしだした時の目の輝きや、気持ちよさそうに公園で風に吹かれている様子などは豆柴っていいなぁと心から思う瞬間です。
最後に
ここまで書いてあれですが、豆柴達にもそれぞれ個性があります。
お迎えを考えている方は、親犬の情報まで持っているショップや子犬の時の個別性をしっかり理解しているショップを見つけてください。きっと良い出会いがあるんじゃないでしょうか。